昨日は久しぶりに夫と一緒に、この狭いダイニングで食事をしました。
大概は4人で夕食というと、外食になるのですが、たまには家で食べたいという夫のリクエストで。
とは言っても、私の作る食事は、夫の好みではなく、一緒に生活していた時も、夫は仕方なく食べていたという感じ。
例えば、私は魚はソテーにしたり、煮たり、クリームにからめたりが好きですが、夫は焼き魚一辺倒。
ギョーザを作っても、煮物を作っても、水炊きにしても、食べないことはないのですが、あまり好きではないようで。
じゃあ、何が好きなのかと言えば、ウインナーを焼いたり、鮭を焼いたり、目玉焼きを焼いたりが一番好きなようで、毎食それでいいのだそうで。
とんでもなく、私には無理なおかず。
こういうのからしても、ウマが合わないんですよね。
そんな夫が私の手料理で、唯一好んで食べるものが唐揚げ。
私の唐揚げは、日本一だということ。
まあ、これは子どもたちも太鼓判を押しているし、以前若かりし頃に職場の人にも作ったことがあって、その時にも同じように言われましたから、たぶん美味しいのだと思います。
たぶんと書くのは、私は実は鶏もも肉があまり好きではなく、自分の作る唐揚げ以外をほぼ食べたことが無いからで。
だから私自身は、比べることができないんですね。
そんなわけで、同じくリクエストの有った近くの魚屋で買った刺身と漬物とを合わせて、昨晩は久しぶりの4人の食卓となりました。
狭い部屋が大嫌いな夫は、食べ終わるとすぐに自分のマンションに帰りましたけどね。
あまり長く居ると、仲良く話していた娘といきなりバトルになったりするので、短時間の触れ合いの方が、家族皆で安心ができます。
その、甘え上手なのにそれが長く続かずに、本性が出る娘。
23歳にして初の彼氏ができたのですが、なんと1ヶ月で破局。
どゆこと?
付き合う前から、頻繁に一緒に出掛けたり、ゲームしたり、LINEしたりはしていて、その後お互いに恋人として付き合おうとなったときがピークだったらしく、恋人宣言をして1ヶ月経ったら、もう面倒になってしまったということ。
そう、友達としてならよかったんでしょうね。
娘としては、恋人として例えば手をつないだり、チューしたりなんて、そういうのは無理だと感じていたようです。
彼氏は息子の大学の後輩で、現在は院生ですが、すでに大企業に内定をもらっていて、親からすると、娘にはもったいないほどの「優良物件」だったんですけどね。
娘にしたら、そんなことはどうでもいいわけで。
娘もかなりの変わったヤツですが、その彼も負けず劣らずのようで。
あまりにも似た者同士で、ダメだったのかもしれないですね。
デートに行っても、帰ってくると彼氏の文句ばかりで、こりゃダメだなと思っていましたが、彼の誕生日が来る前に別れないと、プレゼントを用意しなくちゃいけないからという理由で、速攻で別れました。
恋愛ができない、なかなか難しい娘です。
息子の方はと言えば、数か月付き合っている年下の彼女が居ます。
SNSで、就職相談に乗っていたのがきっかけだったようで。
今の時代、SNSで出会うとか、マッチングアプリを利用するとか、当たり前のようですね。
特にコロナになってからは、一気に増えたようです。
親としてはどうなの?と思っていましたが、今は別にそれもアリですね。
現に、息子の大学の先輩はマッチングアプリで知り合った彼女と結婚していますしね。
簡単に言ってしまえば、お見合いと同じだし、狭い範囲で探すよりも、広く募集ができるわけですから、より自分に合った人を探せることにもなりますからね。
危険が伴うことも事実ですが、それは自分次第。
実際息子も、ぼったくりバーみたいな危険な場所に連れていかれるような経験はさすがになかったようですが、確実に勧誘目的だと思われる女性には会ったこともあるらしいです。
そういう見極めがしっかりできればという、条件付きですね。
何度かお泊りでデートもしていますが、関係はかなりプラトニックだということ。
まあ、この先どんなことになるかはわかりませんが、息子にはどんな相手でも、引け目を感じる病気の存在があるので、プラトニックはありがたい関係でもあるようです。
子どもが洗いざらいすべてを親に話すことはあり得ませんが、息子の場合は、やはり病気がちらつき、いろいろと葛藤があるようで、私も息子が話してくれるときには相談に乗ります。
娘もいるので、これが娘だったらと置き換え、相手の女性の立場で考えてアドバイスをしています。
息子の場合は、これ以上生命保険にも入れないし、住宅ローンも銀行では組めないこともわかっています。
そういう弱みがついてまわる恋愛を、はたして結婚につなげることができるのか。
娘とは違う意味で、なかなか難しいことです。
そうそう、そう言えば。
息子が昨年12月から始めた矯正。
素晴らしくいいです。
本人は、大変ですけどね。
マウスピースでの矯正なので、飲食のときには外さないといけません。
なので、ちょっとした間食などは外すのが面倒で、ほぼできません。
食べ歩きなんて全くできないので、本人はとてもつらいようです。
でもね、この歯並びです。
右が完成形ですが、実物はもっと整っています。
見事としか言えません。
お金も苦労も相当なものですが、家族も本人も、この結果には本当に満足です。
まだ、あと1年ほど続くようですが、もう本音はこれで充分なんですけどね・・
クリスマスに続いて、今年の年末は、なんと夫のマンションで雑魚寝をすることが決まりました。
彼女が帰省してしまう息子もフリーということで、当初はどこかの温泉にでもと行こうかと考えていましたが、すでにいいなあという宿は予約ができない。
昨年の年末は私たち3人は渡米してしまったので、夫はひとりで年末年始を過ごし、かなり寂しかったようで、今回はどんな形でもいっしょに過ごしたいと言われていました。
このマンションで4人でというより、夫の暮らすマンションの方が物が少なく、スペースもあるので、そこに寝具を持ち込んで雑魚寝をしようということになりました。
夫は嬉しそうでしたが、2泊はしないでくれと言われました。
大丈夫、それはこっちも同じですから(笑)