久しぶりのブログになります。
何かあったと言えばあったのですが、それほどまでのことではなく、単純に気持ちが忙しかっただけで。
京都旅行の準備ももちろんですが、実は年末の旅行に思いがぶっ飛んでいました。
今度の年末年始、何もしなくても9連休で、ちょっと有休をくっつければ11連休とかも可能な曜日の並びで。
今回のお正月に仕方なしに夫のマンションで過ごした挙句に、ちょっとしたことでムッとされて嫌な思いをして帰ってきた娘が、最近になって思いきり騒ぎ始めました。
会社に気を使わないで思い切り休めるこの連休を、なぜに父の願いのために海外旅行に使えないのか。
理不尽にもほどがあると。
年越しは家族で過ごしたいという、父親ひとりの希望のために、なぜに犠牲にならなくちゃいけないのかと。
たしかにその通りで。
ま、普通に彼氏や彼女が居て、そっちで過ごすということなら夫も無理は言わないんです。
でも、そういう理由なく、自分だけ除け者にされて、海外に行かれてしまうのが夫は嫌なんですね。
海外嫌いの夫は、頑として一緒に行くことを拒むので、海外大好きなこちらとしては、なんとも不満がたまってしまうというわけです。
そして今回、優しく優しく、娘がシンガポールあたりならいいんじゃないかと、夫にジャブ打ちを始めました。
今年はお父さんに付き合ったのだから、次回はこっちに付き合ってという感じで少しずつ。
なんだか、まんざらでもなさそうな気配だったので、娘の方も行き先を、カウントダウンが賑やかなドバイやパリへとエスカレートしていって、バカ母の私もそれにつられて、航空券を何度も検索しはじめて、軽く予定表なんかも作り始めちゃったりして。
年末年始はすでにマイルを使っての航空券は難しく、なんとか4人で安く済ませる方法を試行錯誤しているうちに、あっという間に1日が暮れてしまうという日々を過ごしていました。
そんな能天気母娘に、天誅が下りました。
ちょうど一週間ほど前の夜、娘がシンガポールじゃなくて、パリにしたいと夫に電話を掛けたところ、夫から思いもよらぬ事実を聞かされました。
実は今、仕事で苦労していると。
その言葉に、一気に私も娘も息子も、お花畑が飛び散った状態になりました。
どういうこと?
経理を担っている私も、数字的にそれを知ることはありませんでした。
まあ、その仕事の件は、娘が電話をした前日の出来事だったので、当たり前ですが、数字に反映されるわけはなく。
なんでも、一番のお得先にこれまでの取り引きの見直しを迫られたということで。
まあ、取り引きの一部ということだし、それ自体がもともと数か月間のお試し内容のものだったということで、時間が経てば、冷静に受け止められて、次の仕事に精を出せばいいと思えるほどのことなのですが。
ただなにしろ、それを先方に言われた矢先に、娘からのハイテンションな電話。
夫が勘弁してくれというのも、仕方のないことだったわけで。
それを聞いたお花畑に住む3人は、奈落の底に鎮座して、これまでのやりたい放題を反省しました。
つつましやかに暮らそう。
いい気になりすぎていたね。
そしてその二日後。
夫から電話。
「心配するな。それに代わる取引先を見つけた」
そう、こんなことはいつもあったことで。
リーマンショックの時なんか、数百万の減収だったし。
それでも、生まれつきの営業マンと思われる夫は、その人たらし力でここまでやってきたわけで。
私もそれは充分に知っているわけで。
翌日、仕事で一緒に昼食をとったときに、
「子どもたちにそんな話をするつもりはなかったけれど、大変だと思っているときにタイミング悪く海外の話をされたものだから、ついそれどころじゃないと言ってしまった」
と聞かされました。
そして、「どう転んでも海外に行きたいとは思わない」と。
じゃあさ、子どもたちが行く自由も認めてあげようよ。
旅行代金だって、子どもたちが自分たちで払えば何の問題もないし。
親の経済状態とかって、社会人の子どもたちには何の関係もないことだしね。
毎回一緒に、正月のたったひと晩を、しかも日本限定で過ごしたいと主張するのが、あなたのわがままなんだってことも、気づいてほしいんだけど。
それを和らかく話すと、そうだなと笑っていました。
まあね、どこまでこれが伝わったか、この先どうなるのか、よくわからないですけどね、夫の場合。
ひとつだけわかったのは、娘に取引先の話を出してまでパリ行きを拒んだのは、ひとえに絶対に海外旅行は嫌なんだという夫の心からの叫びであるということ。
ただ、この事件のおかげで、今回の年末年始は、夫を残して海外へ行けそうな気配になってくるんじゃないかとは思っています。
そしてその次にやってきた、私にとってはもっと大きな事件。
ついに息子の地方異動が決まりました。
赴任先は、今週末か来週初めに言い渡されるようです。
とうとうきたか・・
まあ、1年だけなんですけどね。
これは、国家公務員になったときにすでに言われていたことなので仕方ないですが、なんだかとても寂しくて。
息子の場合、病気のための通院もあるし、歯の矯正での通院もあるので、あまり遠くでなければいいんだけど。
それにね、なんと言っても9月のアメリカ旅行がどうなるか。
地方の赴任先の休暇状況に合わせることになるかもしれないし。
そうなると余計に、確実に休める年末年始の旅行が色濃くなってきそうです。
そんなしょうもないようなバタバタ感で毎日が過ぎていき。
とうとう行ってきました。
昨日までの3連休、京都!
あとでゆっくりと書いていきます。