しばらく、気分的にブログを書こうとは思えずにいました。
ついさきほど、大谷さんが結婚したというビッグニュースを耳にして、大声を上げた私。
かなりの衝撃とショックを受けて、思わず子どもたちにLINEを入れました。
なぜか慰められて、ようやく元気を取り戻して、こうして書きこんでいるところです(笑)
息子の転勤先が決まりました。
なぜか予想してた場所。
長野県なんです。
ただ、県名はわかったけれど、県内のどこの施設なのかは明日わかるそうで。
なんでこう、小出しになるんだか。
1ヶ月で引越しするって、めっちゃ大変じゃん!
きったない(たぶん)官舎にするか、民間のアパートを借りるか。
長野まで何度か行かなくちゃいけないことも考えると、明日からとんでもなく忙しくなるだろうなあ。
そして。
当然のことながら、寂しい・・
たった1年離れるだけだけど、今までいつも一緒に居たから、とんでもなく寂しい。
忙しいから、きっと実感として等身大の寂しさを感じることはしばらくはないかもしれないけれど、息子が出て行ったあとの部屋を昼間に1人で見たら、苦しいだろうなあって思います。
そんでもって最近、さだまさしの「北の国から」をフルに聞いちゃって、いろんな感情がこみあがって、もう無いだろうと思っていた懐かしい胸の痛みを、久しぶりに感じたりしました。
あと1ヶ月。
寒さが大嫌いな息子が、寒さに苦しまないように、一生懸命対策をして送り出してあげようと思っています。
気分が下向きだったのは、それだけじゃなく。
息子の異動先が決まった話と同時に、私の父から久しぶりの電話。
弱々しい声を聞いて、これまた胸が痛くて。
話せば長くなりますが、私の両親は2度離婚を繰り返し、今は別居していますが、それでも結局離れずに一緒にまた暮らそうとしています。
80代半ばにもなるというのに、離婚もそうですが、何度も引越しを繰り返していて、結構あった財産も、おそらく今は底をつき始めているのではないかと思われます。
なんでも、私から100万円をもらった夢を見たから電話してきたらしく。
私が死んじゃうんじゃないかと、心配になったらしいですが、実際はお金に困っているのかなと勘ぐってしまいました。
私の父は、頭もよく、大企業の研究所で仕事をしていましたが、定年後は、おそらく精神異常だろうと思われる母に、より一層振り回され、70歳を過ぎたあたりからは10回以上も引越しを繰り返し、文句も言わずにそれに付き合っています。
私には仲のいい姉が居て、私たち姉妹は父が大好きで、そんな父を長い間苦しめている母を、この上なく嫌っています。
娘の私たちと母とは、ずっと絶縁状態です。
なので、母のいるときには父とは電話ができず、こうして、たまにある父からの電話で、生存確認をしている次第です。
父と母の関係は、主従関係。
母が父を支配しています。
父がそむけば、気が狂ったようになるので、父は服従以外ないのです。
二度の離婚も、母が一方的に主張して、ひとりでは暮らせない母の言いなりになってまた再婚をするといった具合。
なぜにこんなことになったのか。
父は生まれたときから、孤独の人でした。
もともとは裕福な家に生まれたものの、父が生まれたときには、家が傾き始めていて、実の母親は病気を苦に自殺してしまい、財産目当てに後妻が数人入ってきたものの、実父もケガが原因で死んでしまい、父はそれからは自分の祖母に育てられたらしいです。
そんな幸薄い父だったのに、母みたいな人と結婚してしまって、晩年もこんなつらい人生になっている。
孤独であった上に、真面目であり、こだわりがないから、母にいいようにコントロールされてしまい、最後は支配されてしまった。
何度も引き離そうとしましたが、父は、結局は母から離れられなかった。
もはや、悪い宗教に入信してしまって、何もかもを吸い取られたかわいそうな人のようで。
父が落ちるところまで、落ちていくのを見ているだけの私たちです。
沈んで行く船を、ただ見ているしかない。
辛いですけどね。
だから、その弱々しい声を聞くと、その日はとてつもなく気が沈んでしまいます。
父にどことなく似ている息子には、いつも話します。
友だちも結婚相手も、仕事においても、何もかも全部。
コントロールされてもいい。
相手に支配だけはされるな。
これまで過ごしてきた幸せな時間を、きちんと心の中で覚えてさえいれば、必ずそれが自分を支配の手から救ってくれるからね。
忘れないで。
なんだかね・・
もやもやしてたけど。
でもやっと、大谷さんの結婚報道で、パッと泥沼から勢いよく飛び出した気分であります(笑)