やっと、届きました。
新しい年度の住民税の決定通知書が。
これを待っていたんです、ここ最近、ずっと。
だってね、はじめてのふるさと納税とやらを、昨年末に駆け込みでやっていますから。
それが、今年度の住民税に反映されるはずなので。
前年より、どのくらい減ってるんだろう~♪
ワクワク!
ところが。
開けてびっくり。
年間で5万円ほどじゃないのよ~(泣)
約15万円近くもふるさと納税したっていうのに・・
月々に換算すると数千円。
ほんまかいな?
私の記憶違いか?
すぐに、昨年末に支払ったふるさと納税の合計額を調べてみました。
通知書の記載と比べてみても・・合ってるじゃん!
はあ~、こんなもんかい。
まあ、よくよく考えれば、昨年5月に大きく昇給があったんですね、我が社は。
だから昇給した分、普通に住民税があがっているわけです。
そのうえ、今年度は6月が納税無し月になっているので、11ヶ月で割っているから、12カ月で割るよりもひと月あたりが割高になる。
まあ、確実にふるさと納税分が控除となっているので、損はしていないはずなんですけどね~
なんだか、もやもや・・
ただただ、欲をかいたおバカさんだったというわけで。
そして、なんとこの通知書で、もうひとつもやもやが。
あれっと思うことを発見。
もう、見た方もいるでしょうけど、6月からなんと「森林環境税」なるものが明細に明記されているんですよ。
皆さんは、気づきましたか?
住民税を支払う義務のある人には今年度から一律年間で1000円、税金がかかるようになりました。
これは企業からの給料明細には明記されません。
住民税の一部として徴収されるからです。
定額減税は給料明細に明記しろと言っているのにね~
市や区から企業経由でもらうこの通知書のみで、この税金名を見ることができるわけです。
毎年この時期にもらうこの通知書ですが、以前からずっと保管はしていたものの、ふるさと納税のことがなければこれほどまでにしっかり見たりはしませんでした。
おそらく、気づかない人も結構多いのではないでしょうか。
いきなりひとり当たり1000円も増税っていうことに、びっくりしました。
ただね、住民税の均等割がその分値下がりしているので、実質の個人の負担分は変わりがないんです。
住民税は、均等割と所得割のふたつで構成されていて、均等割というのは基本料金のようなもので、道府県民税として1000円、市町村民税として3000円と、ほぼ決まっています。
そして、所得の10%分として所得割が徴収されて、このふたつで住民税ということになります。
この均等割の部分。
今年度は3000円と1000円となっていますが、前年度までは3500円と1500円だったんですね。
500円ずつ減額されているんですよ。
だから、森林環境税なるものが1000円上乗せされましたが、実質的には個人負担は変わりません。
じゃあ、何が変わるんだろうっていうと、この森林環境税なるものは国税なんです。
一旦、国がこの税金を吸い上げて、地方に送り出すという仕組みなので、財布を国が握ることになるわけです。
どうしても曲がった考えしか持たない私は、これがまた信用できない。
どんな場合でも、財布を握った方が勝ちですからねえ。
1000円もの増税、一体どういうことなんだろう。
何に使うのだろう。
まあ、大義名分として「森林整備等に必要な地方財源を安定的に確保する」というのが目的のようですが、それなら地方で課税してもいいんじゃないかなあと思いますけどね。
なんかこれもまた、もやもやするなあって感じたことでした。
国の政策にしても、テレビから流れる情報にしても、これは何?ほんとは何だろう?と、一旦は自分の頭で受け止めてみること。
これ、とっても大事なことですね。
10円でも安い商品を買おうとしているのに、税金についてはまったく無頓着ではいけないんですよ。
私自身も含めて、こういう大事なことを今までしてことなかった人は多いと思います。
この国の先の暗さは、そうした多くの人がつくってきたものでもあります。
じゃあ、どうするのか。
知ることの次に、考えること。
国のことでも自分の人生においても・・ですよね。
未来は変えられるはずですから。