なんとまあ、娘のバイト先、発熱が続いて、PCR検査を受けることになった人がいるそうです。
昨日の夜、バイトから戻ってきて、話を聞きました。
濃厚接触者は3人。
感染疑いのある方と15分以上の接触をしている人が濃厚接触者と認定されるんだと職場の人が言っていたそうです。
娘はその感染疑いの方との接触はあいさつ程度で、現時点では濃厚接触者ではないということですが、濃厚接触者とされている3人とは、仕事を教えてもらっているので、接触は結構していたとのこと。
う~ん、微妙ですねえ・・
まあ、どこに居ても陽性者になることは当たり前のようにあるとは思っていますし、なんなら私たち家族のなかでも、今年のはじめあたりには、風邪とは思えない体調不良の期間がありましたし。
私も子どもたちも、これまでの間に、このウイルスが体内に入っていない、完全陰性者とは思ってはいないのです。
だから、感染に関しては今回恐れてはいないのですが、何と言っても困るのが息子の試験に影響が出ること。
このウイルスで、重症になるとか、死亡するとか、後遺症が残るとか、そんなことよりも、陽性者と認定されて、息子が試験を受けられなくなることのほうが心配なんです。
息子の検査までくるには、まずその方が陽性になること、次に3人の濃厚接触者が陽性になること、そして娘が濃厚接触者だと認定されること、最後に娘が陽性とされること。
この4段階を経て、私たち家族の検査に至るのだろうと推測されます。
ふむふむ、長いと言えば長い道のり。
でもここで、イレギュラーも考えられます。
今日にでも、3人の濃厚接触者以外で複数の体調不良者が出てきて、その方たちが検査をすることになり、そこで陽性反応となった場合です。
そうなったときにはおそらく、そこで仕事をしているすべての従業員が検査となる可能性があり、当然娘も検査対象となり、想定の4段階は短縮される羽目になります。
まったく・・
息子の試験がなければ、不安なんてほぼないのですがねえ・・
はじめて調べてみましたが、陽性率というのは現在6%だということです。
単純に、100人検査をしたらそのうち6人が陽性ということになります。
以前都が、夜の街関連で積極的に検査を行ったということでしたが、通常は体調が悪い人が検査を受けるものですから、そうだと仮定すると、6%以外の人は疑ってみたものの、コロナではなかったということです。
1ヶ月近く微熱が続いている人が、未だに検査をしてもらえないと嘆いている記事を見かけたことがありますが、そういった人たちも含めれば、陽性と認定される人はわずかな選ばれし者とも言えます。
この夏の時期に、数日熱が続くとかという症状、50年生きてきた私も、あまり経験がありません。
解熱剤を飲み、数日安静にしていれば次第に回復していく状況が自分でもしっかりわかるのが私の知るところの風邪ですが、コロナの場合は薬を飲んでも安静にしていても、いっこうによくならないというはなし。
それで検査をしたとしても、陽性反応は出ない。
それじゃあこれは風邪だったということなのか。
この疑問で、ふと思いついたのがインフルエンザの検査。
発熱後12時間経過後、48時間までの間に検査をするのが最適と言われています。
48時間、すなわち4日間を過ぎると、抗インフルエンザ薬が効かなくなるということらしいですが、同時にウイルス量自体も減り、判定が正確ではなくなるということ。
4日間・・
この数字。
以前、コロナのPCR検査をする条件として、熱が出て4日以上経過してからと言われていましたね。
またもや私の疑惑の目が向けられてしまいました。
4日経てば、鼻の粘膜にあるウイルス量が減るという推測のもと、この条件が加えられていたのかも・・
って、また勘ぐってみちゃいました。ペコリッ♪
ついでに、またもや考えた私の推論です。
もしかしたら、ワイドショーで似たような内容のものがあるかもしれませんが、私はワイドショーのコロナ情報は興味がないので、まったくのオリジナリティです。
陽性者って、おそらくたくさんいます。
毎日公表される数字以上に。
おそらく昨年末あたりから。
でも、抗体検査をしてもそれほどの数字は出てきません。
陽性者は多いけれど、抗体を持っている人は少ない。
ということは、抗体はあらがってできるものなので、あらがっていない人が多いということ。
すなわちあらがわなくても構わないウイルスだということ。
弱毒性なのか。
人の体にウイルスが入ると、まず鼻水や唾液などの生体防御機能でそれ以上の侵入を防ごうという働きが始まります。
その後は、免疫システムがそれを請け負うわけですが、免疫システムには2つあり、まずは自然免疫がウイルスと戦います。
細菌の場合はこれで対応ができる場合が多いようですが、ウイルスの場合は次段階の獲得免疫が作用しなくては勝てないようです。
そして、この獲得免疫が働くことで、戦った証明として抗体ができて、それが記憶として残り、次に同じウイルスが入ってきたときには、まったくびくともしない体になっているというのが免疫のシステムです。
ところが、新型コロナウイルスに関しては、この抗体ができない、できても短い期間で消滅するという情報が多いですね。
抗体ができないということは、獲得免疫の出動前にウイルスが消滅しているから。
いやいや、もっとそれ以前に、無症状の人が多いというのは、鼻水や涙の粘膜の防御時点で、侵入が妨げられているから。
ちょ、超弱毒性じゃん!となります。
ところが、免疫システムに勝ってしまって、肺の細胞を勝ち取ったコロナウイルスは、執拗にヒトの体を攻撃して、居座り続けます。
大概の人には弱いウイルスなのに、ひとたび防御システムを突破したら恐ろしいウイルスに変身するということなんでしょうか。
ウイルスの侵入を妨げることができるか、その境目が、やはり生体防御含む免疫システムの強さによるということなのでしょうね。
これが普通に機能している人ならば、今後の未知のウイルスにも、初動体制が一応できていると思っていいかもしれません。
やはり、免疫力を維持するために、人はなるべくストレスを溜めずに、よく食べ、よく寝て過ごすことが大事だという、当たり前の話で締めくくることになりました。
ウイルスは怖いですが、ヒトの免疫システムは本当に優秀です。
さてさて。
娘のバイト先の方は、いったいどうなるか。
娘は、息子はどうなるか。
ここ数日中に、いろいろ変化があるかと思われます。