昨日は何とも言えない、カラぶった1日となりました。
ずっとずっとずっと、入念に情報を検索し続けてきた私です。
水際対策。
このワードをこれまで長い期間、1日に何度サーチしてきたことでしょう。
そしてとうとう昨日、待ち焦がれた発表があり、私の今回の夢は儚く消えたことになります。
我が家が帰ってくるのが9月3日ですからね・・泣
さかのぼること1昨日。
息子の通院日。
いつもの病院へ行き、その後携帯電話の契約、歯科矯正の説明と予定通りに済ませた後に、もうひとつ予定を組み込んでいました。
3回目のワクチン接種です。
血迷いました。
賭けに出たわけです。
おそらく、今回の発表で帰国前の検査をしなくてもいいよとなるには、3回接種をしていることが条件になるはず。
ただ読めないのが、その実行日。
早急にという話なので、来月であることは間違いなく、それが1日からなのか、それとも中旬からになるのか。
岸田さんの話ぶりから見ても、たぶん1日からになるはずだ。
そう踏んだ我が家。
1昨日の朝、休みがその日しかない息子が当日の18時に予約を入れ、接種をしました。
泣く泣くです。
ワクチン否定派の3人ですが、これも帰国前検査を免れるための最終手段。
そして私と、1昨日はアルバイトで不在だった娘の分を、昨日の11時に予約を入れておきました。
できれば打ちたくない私と娘。
でも、帰国前検査が免除されるというのなら、背に腹は代えられない。
特に娘は副反応が強く出るタイプなので、もう嫌でしかたなく、顔色も悪くなるほどでしたが、仕方なく腹をくくって。
そして予約日の昨日、電車で二駅の集団接種会場に向かう途中、岸田さんの記者会見が午後1時半から行われるという情報をキャッチ。
この会見を聞いてからの方がいいんじゃない?
というわけで、駅に降りてすぐに、予約時間を午後3時に変更。
それまで、食事をしたり買い物をしたりして用を済ませ、会場近くのカフェに入り、岸田さんの発表を息をのんで待ちました。
そして運命の1時半。
会見が始まり、我が家の夢は・・
破れました。
帰国前検査を免れるためには3回接種をしていて、それは9月7日からの実行ということ。
我が家はそれ以前の帰国ですから、この緩和は何も意味がないことになりました。
長い長い時間をかけて、私なりに9月1日には緩和になると読んでいたけれど、見事に予想が外れました。
息子は打ち損です。我が家からすると。
そして、こんな自分勝手な都合で本当に迷惑をかけて申し訳ないけれど、税金を無駄にしてしまうかもしれないけれど、接種を電話でキャンセルして、家に帰りました。
そのバチが当たったのか、帰ったら、念のためにテレワークにしていた息子が発熱をしていて、皆で肩を落としました。
完全な空振り。
時間が経ち、夜には吹っ切れました。
打ちたくもないワクチンを打つことは、決していい選択ではなく、第一、副反応が強く出るだろう娘が、中二日置いて出発日までに回復している確率は結構低いはずで。
それでもその賭けに出たのには、家族皆で帰国できない憂いを抱きながらの旅をどうにか回避したかったという一心だったわけで。
なんだかね。
世間体にも、自分たちにとっても後味の悪い1日になりました。
でも、もう切り替えました。
トラブルと遊ぼうと決めたわけですから。
出発は目の前となりました。
何が起きるだろう、どうやって帰ってこれるだろう。
まあ、この時期にしか体験できない、またもや記憶に残る旅になるということは、すでにもうここ数日の流れからいっても、まちがいないことでしょうね・・